インストールの仕方 Webシリーズのインストールには次の2通りがあります。
- pc上で解凍してFTPで転送、設定する。
- インストーラーを利用する。
1.pc上で解凍してFTPで転送、設定する。
- pc上で圧縮ファイル(.lzh)を解凍する。
- CuteFTPなどお手持ちのFTPソフトを使って、サーバー上に所定のディレクトリを
作成後、テキスト転送モード(ASCII mode)でファイルを各ディレクトリに転送する。
- 各ファイルに対し、所定のパーミッションに変更する。
- 必要に応じて転送先のディレクトリに.htaccessを作成する。
- 転送先のPerlの位置関係を調べてCGIプログラム本体のパスを修正する。
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インストールの際の注意ポイント
FTP転送時
- テキストモードで転送すること。
失敗すると:"Server Error"エラーメッセージが表示される。
- 正しい場所に転送すること。
失敗すると:"Not Found"エラーメッセージが表示される。
FTP転送後
- 次のエラー時には.htaccessファイルを作成すること。
cgiスクリプトそのものが表示される。または、
ブラウザで保存するかどうか確認メッセージが出る。
- パーミッションを設定すること。
失敗すると:"Forbidden"エラーメッセージが表示される。
- Perlの位置を確認すること。
失敗すると:"Server Error"エラーメッセージが表示される。
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2.インストーラーを利用する。
インストーラーezinst.plを使用するとインストール作業が簡単に行えます。
たとえば、チャットシステムを(/home/you/public_html/webchat/)にインストールする場合。
- FTPでインストーラーezinst.plをテキスト転送モードで、
圧縮ファイル(.tgz)webchat.tgzををバイナリ転送モードで
同じディレクトリ(システムを組み込む1つ上のディレクトリ)
/home/you/public_html/に転送します。
- Telnetクライアントでサーバーにログインしてからディレクトリに移動します。
cd /home/you/public_html リターン
ls リターン
とタイプして、ファイルがあるのを確認してください。
- ここからインストール作業ですが、非常に簡単で1行
perl5 ezinst.pl webchat.tgz リターン
とタイプすると以下のメッセージが表示されます。
Extracting... to ./webchat
./webchat/
./webchat/admin.cgi
./webchat/chat.cgi
.
.
.
Set Perl path to '/usr/local/bin/perl'...
Change Mode...
./webchat/ to 0777...
admin.cgi to 705...
.
.
.
Changemode is Succeeded...
Testing Lock Type..
This Machine's locktype is 'File Lock'.
(if you use module CgiLock,set, $locktype to '0')
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以上でインストール終了です。
インストーラーezinst.plは自動的に
- ディレクトリの作成
- ディレクトリへのファイルの設置
- パーミッションの設定
- cgiファイルへのperlサーバーパスの変更
(ezinst.plの中のパスをご自分のサーバーパスに変更してください。)
- サーバーファイルロック形式の検索
(各システムの環境設定ファイルcustom.phにファイルロック形式を書きこんでおく(例:$locktype=0;)と、プログラムを高速化できます。)
を行います。
また、ezinst.plにオプションをつけて起動することでインストール以外に単体で使用することができます。
perl5 ezinst.pl [オプション] [パス]
オプション |
内容 |
-p PATH |
perlのパスをコマンドラインから指定したものに変更 |
-f |
tgz以外の拡張子圧縮ファイル(tar/gz)についても処理を
行いますが 動作しないことがある。 |
-c PATH |
指定ディレクトリに対してチェンジモード(パーミッション変更)を行う。 |
-l |
ファイルロックタイプの検査 |
最終更新日:03/06/19 |